STEP7‐⑤ 定款と登記すべき事項が入ったディスクの作成
さて、次に登記申請書類と一緒に提出するディスクを作成します。紙ではなくデジタルデータの形で法務局に提出するものをこのディスクの中に入れます。
利用できるメディアは次の通りです。
提出できるメディアの種類
ア CD-ROMまたはCD-R(120mm)
イ DVD-ROMまたはDVD-R(120mm)
これらのメディアに中身のファイルを書き込みます。これに会社名や申請人(代表取締役)の氏名を記載した書面をはり付けて提出すればOKです。
その中身ですが、一つは「認証済み電子定款」フォルダです。(公証役場から受領したフォルダごと。ファイル名やフォルダ名は一切変えてはいけません。)
なお、公証役場でもらった定款の謄本を提出する場合には、上記データは不要です。
そしてもう一つが「登記すべき事項」です。難しそうな名前がついていますが、要するにこれまで作成してきた登記申請書類の内容を法務局のコンピューターに入力する時のために、申請する人が自分で入力内容をテキストファイルに打ち込んでね、ということです。
細かい作成ルールについては、法務省サイトから抜粋したものをこのページの1番下に掲載しています。ただし、会社の機関設計別に(今回は発起人の人数は関係しません)サンプルファイルをご用意していますので、中身をご自分の会社に書き換えて、そのままメディアに保存していただければOKです。
合同会社設立‐機関設計A会社「登記すべき事項」の書式[テキスト/1KB]
合同会社設立‐機関設計B会社「登記すべき事項」の書式[テキスト/1KB]
合同会社設立‐機関設計C会社「登記すべき事項」の書式[テキスト/1KB]
合同会社設立‐機関設計D会社「登記すべき事項」の書式[テキスト/1KB]
※タイプDの場合には、業務執行社員でない社員は記載しないのが1番のポイントです。
ディスク(CDR)です。
記録の方法(法務省サイトより抜粋)
(1)文字コードは、シフトJIS(※)を使用し、すべて全角文字で作成してください。
(2)文字フォントは、「MS明朝」、「MSゴシック」等いずれのフォントを使用していただいても構いません。
(3)使用する文字は、Microsoft(R) Windows(R)端末で内容を確認することができるもので作成願います。特に、①、②、③等の文字は、OSが異なると文字化けすることがありますので御留意ください。
(4)タブ(Tab)を使用しないでください。字下げや文字の区切り等により空白が必要な場合は、スペース(全角)を使用してください。
(5)数式中で使用する分数の横線は、「─」(シフトJISの0X849F(区点:0801))を使用してください。
(6)ファイルは、テキスト形式で記録し、ファイル名は、「(任意の名称).txt」としてください。
(例 株式会社・設立.txt)。
(7)ディスクには、フォルダを作成しないでください。
(8)1枚のディスクには、1件の申請に係る登記すべき事項を記録してください。
(9)ディスクには、申請人の氏名(法人にあっては、商号又は名称)を記載した書面をはり付けてください。