STEP4 会社の印鑑をつくる
会社を設立するには、登記申請書と一緒に会社の印鑑を法務局に届け出る必要があります。ここではその印鑑を作成しましょう。
会社印は、俗に3点セットといわれる代表印、銀行印、角印の3つを用意するのが一般的です。このうち法務局に届け出るために絶対作成しなければならないものが会社代表印です。これは会社の実印のようなものだと考えていただければよいと思います。
これが会社代表印です。
会社名の中に「代表取締役之印」と入れるのが一般的です。
次に、銀行印は口座の開設など銀行取引に使用するものです。代表印を使いまわすことも可能なのですが、実印を銀行印にする人が少ないのと同様に代表印を銀行印にしてしまうのは安全上あまりおすすめできません。銀行印は代表印とは別に作成するようにしましょう。
これが会社銀行印です。
最後に角印ですが、これは領収書に押したりするのに使うもので、3つの中では一番気軽に使える、言い換えれば重要性が低い印鑑であると思われます。会社設立時には使う機会もないかもしれませんので、絶対に作るべきとも言い切れない印鑑ではありますが、印鑑は3点セットで買うとお得だったりするので、これも一緒に買ってしまった方がいいかと思います。
これが会社角印です。
印鑑をつくるのにかかる費用ですが、一般的な街のはんこ屋さんに依頼すると、3点セットで2~3万円といったところだと思います。何かと出費がかさむ会社設立時には痛い金額です。
ただし、最近は安く印鑑を作成できるサービスも出てきています。私どもが運営する「会社設立・経営サポート」でも印鑑3本に高級感のあるケースを付けたセットを9,800円から販売しています。
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