STEP1‐⑫ 設立する会社のタイプを判定しよう
(ツ)設立する会社のタイプ
さあ、基本事項を決めるのもこれで最後です。ここでは、今まで決めてきた基本事項のうち、「発起人の人数」と「機関設計を3つのうちどれにしたか」の2点に注目して、タイプ分けをします。これから先は、作ろうとしている会社のタイプによって、使用する書式に違いが生じたりしますので、間違いのないようしっかりと確認してください。
さて、判定の方法はいたって簡単です。
まず(ト)の発起人の人数が1人なら(1)、2人以上ならば(2)とします。次に、(ヲ)の機関設計で【A】~【C】のいずれかにマルをしたのか確認して、その組み合わせを下の浮ノ当てはめてください。「(1)【A】」から「(2)【C】」までの6つのうちいずれかに当てはまりますので、それを選んで、マルで囲んでください。
発起人
(1)発起人1人
(2)発起人2人以上
機関設計
【A】取締役1人のみ
【B】取締役2名以上
【C】取締役会(取締役3名以上)+監査役
機関設計【A】 | 機関設計【B】 | 機関設計【C】 | |
---|---|---|---|
発起人(1) | (1)【A】 | (1)【B】 | (1)【C】 |
発起人(2) | (2)【A】 | (2)【B】 | (2)【C】 |
これでチェックシートの欄がすべて埋まったと思います。これで基本事項の決定は終了です!お疲れさまでした。次のSTEP2に進んでください。
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監修者である私、行政書士の小倉としては、上記のサービスの利用者が増えるのは複雑な気持ちであり、決して喜ばしいことではありません。ここまで来ればあとは流れに沿って書類を作っていけばいいので、難しくはありません。事情がある方は別として、ぜひ皆さん最後まで進んでください!